天気がとても良かったので、久しぶりに青葉城本丸跡へ行ってきました。
今回は、地下鉄東西線に乗って青葉山駅から東北大学の青葉山キャンパスを通り、ジョギングをしながら向かうという約2.1kmのルートを選びました。
このルートは、緑豊かな自然の中で運動しながら仙台の歴史にも触れることができるため、心身ともにリフレッシュできるおすすめコースです。
地下鉄青葉山駅
まずは、地下鉄東西線の青葉山駅で降りました。
この駅は東北大学青葉山キャンパスの中心に位置しており、学生や研究者が多く利用する駅です。
駅から出ると、すぐに広々としたキャンパスが広がり、ジョギングコースとしても絶好の環境です。
東北大学青葉山キャンパス
東北大学の青葉山キャンパスは、工学系、理学系、農学系の研究施設や教育機関が集まる広大な敷地を誇ります。
東キャンパス、北キャンパス、新キャンパスの3エリアに分かれ、それぞれに先進的な施設が点在しています。
夏休み期間中だったこともあって、キャンパス内はとても静かで、人影もほとんど見かけませんでした。
緑に囲まれた広大な空間で、穏やかな時間が流れているように感じられ、ジョギングしながら自然と一体になれる心地よさがありました。
工学部本部前に広がる青々とした芝生広場は特に印象的でした。広々とした空間に青空が映え、開放感に満ちていました。
また、キャンパス内には、木材をふんだんに使用したおしゃれな建物もあり、カフェのような雰囲気が漂うそのデザインに目を引かれました。大学とは思えないほどの洗練された建築も、このルートの魅力の一つです。
仙台城址への道
青葉山キャンパスを抜けると、いよいよ青葉城本丸跡へ向かいます。
道の両側には緑豊かな木々が生い茂り、自然の美しさを堪能しながら進むことができます。
ただし、このあたりから歩道がなくなり、道幅も狭くなるので、車の通行に少し注意が必要です。
ジョギングを楽しむには、歩行者と車が共存するこの区間での安全意識が欠かせません。
本丸の石垣脇を通り、大手門跡へと続く道は、2022年の地震で一部崩れてしまった石垣の修復工事が行われており、通行止めの箇所もありました。
修復完了は来年の3月を予定しているとのことです。
仙台城址(青葉城本丸)
青葉城本丸跡に到着すると、そこからの眺望は絶景です。
この日は天候に恵まれ、仙台の中心部にそびえ立つ高層ビル群がはっきりと見えました。
さらに、遠く太平洋まで見渡せるほどの澄んだ空気で、蒲生や閖上方面の海岸線もくっきりと確認できました。仙台の街並みを一望できるこのスポットは、何度訪れてもその壮大さに感動します。
観光客も多く訪れており、特に初めて来た人々はこの絶景に感嘆の声を上げていました。
青葉城から見渡す景色は、仙台の象徴とも言える風景であり、歴史と現代の調和を感じるます。
政宗公 騎馬像
青葉城本丸と言えば、やはり有名な伊達政宗公の騎馬像です。
この威風堂々たる姿は、仙台のシンボルとして訪れる人々を出迎えてくれます。
お盆休みの連休ということもあり、多くの観光客が像の前で写真を撮り、歴史に思いを馳せていました。壮大な石垣に囲まれた本丸跡と政宗公の騎馬像は、仙台観光には欠かせないスポットです。
帰りは、大手門方向へと降りていきました。
途中で見上げる本丸の石垣は反り立つように高く、改めてその迫力に圧倒されます。
この石垣が守り続けてきた歴史の重みを感じながら、静かな時間を楽しむことができました。
青空がどこまでも広がり、心地よい風が吹く中、今回のジョギングは自然と歴史を同時に楽しむ素晴らしい体験となりました。
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