今日のお昼は、無性に山形名物の冷たい肉そばが食べたくなり、青葉区上杉にある「肉そば 藤七」本店を訪れました。
この店は、山形の味をそのままに楽しめる貴重な場所で、特に夏の暑い日にピッタリな冷たい肉そばと、サクサクのゲソ天が人気です。
冷たい肉そばが食べたくなるのは、きっとこの時期ならではの欲求でしょう。
本町の分店に行くか、上杉の本店に行くか、どっちが早く食べられるか、迷いましたが・・・
お盆真っ最中の、ちょうどお昼時でしたので、この時間帯はどう考えても数十分以上、店外で待たなければならないと思い最初から店内飲食はあきらめて、テイクアウト目的で行きました。
案の定、店に着くと外には30人ほどの行列ができていました。
お店の人気ぶりを目の当たりにして、「やっぱり!」と納得です。
春先に、店内がプチリニューアルされ、注文カウンターが入口近くに移動していたのですが、店内の熱気も和らいでいるように感じました。以前は、蕎麦を茹でる蒸気とゲソ天を揚げる熱風で、まさに「灼熱地獄」状態だったので、この改善は嬉しいポイントです。
注文を済ませ、「ゲソ天入りでテイクアウトお願いします」とお願いすると、店外で順番を待つことに。その後も、次々とお客様がやってきて、相変わらずの人気ぶりに驚きました。
営業時間が11:00〜14:00と短いので、この時間帯に人が集中するのは当然ですが、特にゲソ天は人気が高く、遅い時間になると売り切れることもあるとのこと。時間帯の選び方が重要ですね。
待つこと約10分、比較的スムーズに注文が呼ばれました(嬉しい!)。
途中、ふと気付いたのですが、店の入り口に新しく設置されたスピーカーから順番がコールされるシステムになっていて、これは非常に便利でした。
以前は店員さんが外まで出てきて大声で番号を呼んでいましたが、このシステムのおかげで、外で待っている人たちも簡単に自分の順番を確認できます。
こういった小さな改善が、さらにお店の魅力を高めていると感じます。
テイクアウトした「冷たい肉そば」は、極太の麺がスープに浸っても伸びにくいしっかりした作り。それでも、トッピングに乗ったゲソ天がフニャフニャにならないうちに食べたいという焦りもあり、家まで急いで持ち帰りました。すぐに実食開始!
今回は、店内で食べるよりやや小ぶりの400g、ゲソ天付きで750円でした。
それでも十分なボリューム感。太くて黒い田舎蕎麦に、親鶏で出汁を取ったコクのある甘塩っぱいスープが絡み合い、さらにカリッと揚がったゲソ天が加わることで、味わいが一層引き立ちます。
冷たいと言っても、山形の本場の味は常温が基本。冷えすぎていないスープと蕎麦の食感が絶妙にマッチしており、そばの上に乗ったコリコリした親鶏の肉がまた、全体の味わいを高める重要な要素です。
あっという間に完食してしまいましたが、やっぱりこの時期に食べる冷たい肉そばは格別です。
ゲソ天のサクサク感と、蕎麦のしっかりした食感、そしてコク深いスープの三重奏が心地よく、食べ終わったあとも満足感が長く続きました。
また近いうちに食べたくなること間違いなしです。
やっぱり夏には、このひんやりした肉そばが一番!
次は店内でじっくり味わうのもいいなと思いつつ、今回はテイクアウトで大正解だったと思います。ごちそうさまでした。
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