仙台ジャズフェス2024 Report

2024年9月7日(土)、8日(日)の二日間、今年で第33回目を迎えた定禅寺ストリートジャズフェスティバルに足を運びました。
この日、仙台は真夏を思わせる天気で、日中は太陽が燦々と輝き、気温は30度を超えるほどの暑さ。
夕方には一時的な雨がありましたが、夜には再び蒸し暑さが戻り、熱気が漂う夜となりました。

勾当台公園 野外音楽堂

まず訪れたのは、勾当台公園の野外音楽堂
この会場は、多くのバンドが次々と登場し、観客を魅了します。
ステージはそんなに広くはないですが、開放感あふれる空間が、音楽に包まれる特別なひと時を演出していました。

堺雅人主演の映画「ゴールデンスランバー」のロケ地になった場所でも有名ですね。

勾当台公園 滝前ステージ

次に向かったのは公園内でも涼しさが感じられる滝前ステージ
このエリアは、きれいな滝を背景に、自然と調和した雰囲気で演奏が行われます。

午前11時を少し過ぎた頃には、既にたくさんの観客が集まっており、ステージ上では仙台を拠点に活動する「Battle Royals」というファンク&ソウルバンドがパワフルなパフォーマンスを繰り広げていました。
バンドが奏でるファンキーな音楽に合わせて、観客の皆さんもノリノリに体を揺らしていました。

KIRIN STREET JAZZ BAR

暑さが増すにつれ、ビールの売り場も賑わいを見せていました。
「KIRIN STREET JAZZ BAR」は、冷たいビールを片手に音楽を楽しめる憩いの場で、観客たちはまるでピクニックのように、自由な雰囲気で音楽に浸っていました。

勾当台公園 歴史のゾーンステージ

歴史的な背景を感じさせるゾーンステージも見逃せません。
古図広場では段差を利用して、多くの人が座りながら演奏を楽しんでいました。
このステージでは仙台の有名なロックバンド「ハイチーズ」が登場し、観客を魅了していました。

勾当台公園 市民広場 メインステージ

市民広場のメインステージは、フェスの中でも一際大きな会場です。
観客席がしっかりと設置されており、演奏が始まるとすぐに多くの人々が集まりました。

演奏中のバンドは「Golden Group Sounds Orchestra」という宮城を代表するバンドで、洗練されたサウンドが会場全体に響き渡り、観客を圧倒していました。

定禅寺通とせんだいメディアテーク

フェス期間中、定禅寺通も片側が一方通行となり、多くの人々が行き交っていました。
ケヤキ並木の下を歩く人々は、ジャズのリズムに合わせてゆったりとした雰囲気で過ごしていました。

皆さん、思い思いのスタイルで座ったり、パンフレットに見入ったりと、自由な雰囲気です。

せんだいメディアテークの1階では涼しい室内での演奏が行われ、ここでも多くの人が集まって、2管のフロントを持つ「2管’s Dream」によるジャズを楽しんでいました。

夜の滝前ステージ

(オフィシャルHPより転載)

日が暮れると、再び勾当台公園の滝前ステージに足を運びました。
夜の雰囲気が漂う中、ステージ上では「SOUL ADDICTION」がパフォーマンスを披露。
観客はドリンク片手に、ノリノリでグルーヴを楽しんでいました。

ステージとステージのの合間には、仙台市青葉区にある「Cafe&Bar SUPER GOOD」のオーナーであり、日本屈指のJames Brown愛好家でもあるDJ bop-gunさんが選曲したR&Bの曲が流され、会場をさらに盛り上げていました。

一度お店にも伺って見たいですね。

最後に

定禅寺ストリートジャズフェスティバルは、音楽を愛するすべての人が自由に楽しめる空間です。
市内の至るところで音楽が流れ、人々がそれぞれのペースで楽しむ姿は、まさにフェスの醍醐味。
この特別な空間で過ごした一日は、音楽とともに心に深く刻まれました。

また来年も、このフェスで新たな発見を楽しみにしています。

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