衆院選「自公過半数割れの可能性」石破退陣―連立再編と高市首相への道?

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2024年衆議院選挙投開票日が近づく中、政界に激震が走る可能性が高まっています。

産経新聞とFNNが行った最新の情勢調査では、与党である自民党と公明党の連立政権(自公)が過半数割れに直面する危機があるとされています。

政治資金問題や石破茂首相の低迷する支持率が選挙戦を厳しくしており、選挙結果次第では日本の政治体制が大きく変わる可能性があります。

本記事では、自公過半数割れの可能性、その場合の政権運営、石破首相の去就、そして次期首相として注目される高市早苗氏について解説します。

衆議院
衆議院HPより引用
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自公過半数割れの可能性とその背景

2024年衆院選で自公過半数割れが懸念される要因は複数あります。

まず、自民党は「政治と金」の問題で大きな打撃を受けており、多くの前職が非公認や比例復活を禁止されました。
さらに、石破首相は選挙戦の最中も「裏金議員」の排除を打ち出し、公認候補者の選別に踏み切りましたが、これが党内で反感を生み、選挙の逆風を加速させています。

特に旧安倍派の勢力減少は顕著で、派閥内の候補者が選挙区で苦戦を強いられています。
公明党との連携も必ずしも万全とは言えず、一部の地域では支持が分裂する動きも見られます。

石破首相が掲げた「自公で過半数」の目標が達成されない場合、政局は大きく揺らぎ、石破首相の責任論が浮上するのは避けられません

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自公過半数割れの影響と政権運営の行方

石破首相
自民党HPより引用

自公過半数割れが現実となれば、石破政権は安定した政策運営が困難になります。

与党が過半数を維持できない場合、議会運営が停滞し、重要な政策決定が遅れる恐れがあります。
特に経済政策や防衛増税の議論が停滞する中、日本銀行の金融政策にも影響が及び、国内外の経済にも不安定要素が増すでしょう。

また、過半数割れに直面した場合、石破首相は日本維新の会や国民民主党との連立交渉を余儀なくされる可能性があります。
維新は憲法改正や経済政策で自民党に近い立場を取ることが多いものの、連立協議が簡単に進むとは限りません。

政策面での隔たりや、政治資金問題が引き続き影を落とし、連立交渉が難航することが予想されます。

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石破首相は退陣するのか? 次の首相は高市早苗か?

高市早苗
本人インスタグラムより転載

石破首相が選挙で自公過半数割れに直面すれば、党内から退陣圧力が強まる可能性が高いです。
すでに旧安倍派を中心とする党内の反発は根強く、「石破おろし」の動きが活発化するでしょう。
特に来年の参院選を見据えた公明党内部からも首相交代を求める声が上がるかもしれません。

次の首相として有力視されているのが高市早苗氏です。
高市氏は、保守派の支持を集め、総裁選では石破首相と激しく競り合いました。
高市氏は、防衛増税に反対するなど、石破首相とは異なる政策を打ち出しており、選挙後には党内で経済政策や防衛政策に関するリーダーシップを発揮することを宣言しています。

そのため、石破首相が退陣した場合、次期首相として高市早苗氏が浮上する可能性は非常に高いといえるでしょう。

まとめ

2024年の衆議院選挙では、自公連立政権が過半数割れを起こす可能性が現実味を帯びています。

選挙後の政局は非常に流動的であり、石破首相の退陣や日本維新の会との連立交渉など、今後の展開次第で日本の政治構造は大きく変わるでしょう。
そして、次期首相として高市早苗氏が台頭する可能性が高まっていることも注目すべきポイントです。

今後の日本の政治情勢に目が離せない状況が続くでしょう。

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